相槌の一つに「なるほど」という表現があります。
使い方によっては、「上から目線」に受け取れます。
例えば、上司や歳上の人には心して使う表現です。
先週、我が母校の小学校6年生の国語の授業を、61年ぶりに参観してきました。
宮澤賢治の童話「やまなし」についての読解力、感性を育てる授業です。
教員歴6年との先生だそうですが、個々の生徒の発言に対して、「なるほどね〜」と感嘆の返事で返しています。
生徒ファーストと言えます。
生徒一人ひとりの考え大切に受け入れています。
学んできた生徒の感想を、全て受け入れています。
必ず「なるほどね〜」と表情も豊かに大きく相槌を打っています。
時間の都合で、午後に続く授業は受けられませんでしたが、結論をどの様に導くのか 、最後まで受講したいと心残りでした。
「なるほど」という相槌も、「なるほどね〜」と一言「ね〜」という共有、共感、感嘆の返事で、大きな違いに気付かされました。
まさに「なるほどね〜」です。