病気の方に、つい「大丈夫ですか?」と声をかけます。
ところが、日常的に「大丈夫ですか?」と声をかけると、ほとんどの方が
反射的に「大丈夫です」と答えてしまいます。
これでは、病気の方に対して、症状や情報がつかめないのです。
既に「大丈夫です」と答えてしまうと、その段階で話す内容が遮断されます。
また、確認の為にも病気の方にできるだけ、多くを話していただくことで、症状をつかめます。
病気の方に接する時には、「よろしいでしょうか?」と声をかけることで、「実は、今朝からめまいがひどくて」と話しやすい場を作ることができます。
「よろしいでしょうか?」と声をかけると、ほとんどの方が話してくださいます。
まず、病気の方とのアプローチの際、また病気の方の意図を汲み取れたかどうか、最後に確認や納得していただくためにも「よろしいでしょうか?」のどちらにも該当します表現です。
あるいは率直に「どうなさいましたか」と声をかけることもお勧めします。