今朝の日経新聞に東芝が8月に発売するオープンレンジを最後に、単独での電子レンジに終止符を打つという記事に、私は既にセピア色のあることが頭をかすめました。
近年の銀座の変貌には、浦島太郎になっています私ですが、かつての確か7丁目だと記憶していますが、東芝のショールームがあり、銀座百店会のメンバーでした。銀座百点の編集部には、百店会の新製品を紹介する欄があり、現在も継続しています。編集部に在籍中に東芝さんから、電子レンジの紹介の依頼がありました。たまたま私が担当、東芝の担当者によれば電子レンジを利用すると、更に美味しさが増すとのことでした。
「二級酒は一級酒に、一級酒は特急酒に変わります。ぜひ晩酌にお勧めします」
いつもキャッチコピーに苦戦しますが、なんとスンナリ頭に浮かびました。採用されました。
現在では、二級酒といった酒級の表現も死語になってしまいました。私は昔ながらのヤカンでお燗をしています。呑んべいの友人に言わせると、昔ながらの夜間のお燗は美味いといいます。
電子レンジの時代です。どうぞご容赦下さい。