1996年に施行された「海の日」から時を経て20年後の今日8月11日、初めての「山の日」を迎えます。
瀬戸内の海との縁が深く また体力的にも小児ぜんそく、呼吸器系が弱いために、山との関わりは、今ミシュランで人気の高尾山に家族と しかしケーブルを利用しての一緒に頂上までと、神戸の摩耶山に こちらもケーブルを利用してと、情けない話ですが、スタート地点から自力での登頂経験は皆無です。
そんな私ですが、約40年近く憧れています山があります。山岳信仰の残ると言われる「羽黒山」です。
おかげさまで 15年ほど前に、片道だけですが 歴史を感じる並いる杉木立の大木に驚きと共に、静寂さから 声にならない声が聞こえてきます。海とは違う空気が漂ってもきます。
2014年6月5日の日経新聞に 出羽三山の記事によれば、羽黒山が「現在」、月山が「過去」、湯殿山が「未来」を司っているとあります。
さらに 「山に伏し、山に力をもらう」とは、まさに今日の「山の日」のことを教えてくれているように思います。
山からは達成感や、四季折々に素晴らしい自然の絵の具で彩ってくれます。一方で火山国と言われる山からは火山活動という自然のエネルギーの底力を見せつけてもくれます。
山の持つ力を改めて見直すと共に、学ぶものがありますね。