年々年を追って学生ボランティアの希望者が増加しています。
高校生の学生さんでもすでに、将来を見据えて医療職を目指して 、また特に著しいのは女子大生です。
大学院まで進み専門職に就きたいとか、研究に励みたいとか、その中でも女医希望との学生さんが多いという現状に、日本もいよいよ「ガラスの天井」がなくなる時代の予感を感じています。
頑張って欲しいと願う気持ちと、私たちの年代では、まず大学を卒業したら、次は結婚という認識が当たり前としてまかり通る時代でした。
私の両親などは、当時女性は結婚の適齢期は24歳までとの制約が根強く、適齢期までに結婚できないと、バーゲンセールにかける事態になると、時間があれば懇々と諭され続きました。
今の女子学生さんがとても羨ましく思います。
医療ボランティアを希望する学生さんには、男女の性別を問わず、私は大歓迎です。私が体験したことを少しでも伝えることによって、私は生きがいを学生さんから頂いています。
そして、本当に困って手を差し出す病気の方から「ありがとう」という感謝の気持ちの重さを忘れないで社会で羽ばたいていって欲しいと、思っています。
このノーゼンカズラの花言葉のように「花のある人生」を送れますようにと願っています。