今日は秋の彼岸の入りです。空模様を気にしながらも、今回は是非、両親に久しぶりに私の気持ちを伝えたいことがあります。
来年3月で、72歳になる前に、話しておきたかったのです。
日頃からあまりこんな殊勝なことを考えないのですが、なぜか、72歳になるまでに整理しておきたいという珍しくこだわりを持ってきました。
古希を迎えた70歳から始めたデジタル終活を、72歳を迎えるまでに終えるということを目標に、今年の秋の彼岸までにはある程度の目安をつけたいと考えていました。
70年近い人生を丁寧に整理することは体力が未だ残っているうちにとの思いとも重なり、頑張ったつもりです。
整理することは心を整理しなければができないとか、心の整理そのものと様々な考え方がありますが、不思議に私の場合は、霧が晴れるように物事がハッキリ見えてきました。
確か仏教では「諦める」ことは「明らかになる、明らかにする」ことだと言われているそうです。
まさにその通り、明らかになり、しっかりと自分を見つめることができたように思います。
申し訳ないのですが、私が見出した結論は明らかにできませんが、両親にやっと報告することができました。
どこからともなく小さな蝶が、淡いオレンジの薔薇の花にそっと羽根を休めていました。