「日本フルート協会」が、2016年の今年、創立50周年を迎えたと、日経新聞の文化往来欄の記事で知りました。
かつてホスピス、緩和ケア病棟でボランティアをしています時に、季節に応じた行事のお手伝いします。季節の行事の他に、音楽もお願いすることがあります。
事前に各病室に、お知らせをしますが、不思議なことにフルートが一番人気があります。
今日のお天気のように激しい雨のち晴れのように、演奏を聴いていらっしゃる患者様やご家族の方の表情が、明るく和やかに変わってまいります。
次回もとリクエストをなさる方もいます。
ある患者様に伺ったところ、「自分とその演奏者との呼吸というのかしら、ブレスというのかしら 、息づかいに一体感を覚えるの」と話してくれました。
記事の最後に「フルートへの愛にあふれた」とあります。きっとフルートへの愛が演奏者を通して、病気の方の心に届くからではないでしょうか。