十三夜

今夜は十三夜。十六夜、十五夜と月もいろいろと楽しませてくれるので、私は月に関心を持っています。

特に十三夜にわけもなく心魅かれます。
まず思い出すのは 樋口一葉の「十三夜」の明治時代の女性の耐え抜くお関のことを思い出します。
ずいぶん前に読んだので、はっきりは憶えていないけれども、耐えるということが、苦手な私は 確か読んでいくうちに息苦しさを感じたことは確かです。
明治20年代の女性の生き方としては、当時はさほどのことではないのかもしれませんが、季節的にも秋という切なさもあるように思います
ここで終われば良いのですが、急にお財布から5千円札を探し、樋口一葉をしみじみ見つめたくなりました。おかげさまで一枚ありました。
来月11月20日から23日まで「一葉祭」が一葉記念館で開催されます。