晴天の霹靂

今日こそ寒暖差疲労に陥るような週末の土曜日になりました。

友人から、朝早く、今日はあなたと同じように自宅にこもって書類整理をするつもりとのことです。
先日、私たちの時代は、銀座のソニービルの広場で さまざまな季節の趣や、奇想天外なモニュメント等で私たちを楽しませてくれました。
一世代前は「有楽町で逢いましょう」から、私たちの世代は「ソニービル」か、4丁目の「三愛ビル」で待ち合わせたものです。
2020年に建て替えをするまでの来年3月末まで、これまでのソニーの商品が展示されているそうです。
1950年代も後半ですが、私の小学校でも当時としては高額だったと思うテープレコーダーを購入したのです。
全くの晴天の霹靂と申しますか、なんと私にピカピカのテープレコーダーに歌を吹き込みたいとの話です。
音楽の先生いわく、私は「アルト」なので、曲目は北原白秋作詞、中山晋平作曲の「砂山」で、既に学校側では織り込み済みのことです。
母親は、心配と、失敗しないようにと、まるでステージママのように、私の後ろで手を合わせていたのを憶えています。
なぜ、私だったのか、未だにわからないまま、複雑怪奇な思い出です。