お尻を向ける勇気

大変品のないタイトルで失礼をいたします。

毎週土曜日の日経新聞の一面を現代の女性問題に取り組んだページがあります。
既に女性の活躍の場から退いた私ですが、興味や関心は残っています。
11月19日に、労働政策研究・研修機構主任研究員の池田心豪氏の「働く女性のの悩み」の記事の中で、ハタと膝を打ちたくなる一節があります。
政治経済学者ハーシュマンの有名な発言として、我慢ができない不満をもったときに人々がとる行動は抗議(発言)するか立ち去るか(退出)の2つに大別されるという箇所です。
古希を迎えた約2年前前に、70年間の整理をして、残された寿命をもう一度改めて見つめ直したいと思っていました。
しかし、予定は未定、願ったり叶ったりとは、逆にだんだん距離が広くなるばかりです。
ゴルフをしている時など、寒風の中を殿方と一緒にワンハーフラウンドしても、風邪をひくこともなく、喉の炎症も起こらなかった。
つまり、リセットできる時間を持っていたからです。
そろそろ時にはお尻を向けなければいけないことも必要だと思っています。
人生のナイスショットを見つけようと。