かれこれ15年近くになりますが、必ず12月、銀座で一緒にランチを誘ってくださる友人がいます。
いつも同じお店でのランチには、お馴染みという安心感もあり、話題は1年間のお互いの出来事や世の中の変化や家族のこととか、思いつくままに取りとめもなく話が続きます。
昨日、冬でも健気に咲いているダリアの話をしましたところ、友人は大好きな花とのことで、また、お互いの思い出話が弾みます。
師走の慌ただしい中、わずか2時間ほどですが、一足早く心の大掃除済ませた気持ちになります。
そのまま踵を返して自宅に帰るのは捨てがたく、師走の銀座に身を置いてみたくなります。
そうだ、友人が個展を開催中だし、12月には靴を買うことにしていたことなど 次から次へと 足が自然に目的地へと進みます。
新しい銀座の街並みに溶け込むのに、少し抵抗があり、行きつけの懐かしいお店を見つけると、ホッとします。
銀座はやはり師走の雰囲気に溢れていました。