今日は午後から、北里大学の薬学部の3年生を対象に、「医療ボランティア実習講義」の実習に携わる前に、基本的なボランティアの基礎論を講義する日でした。
ちょうど、偶然にも今年は、阪神淡路大震災から、22年目を迎えます。
しかし、残念ながら、年齢的にも未経験の世代です。
日本で「ボランティア」と「心のケア」が根付いた記念の年です。
本来であれば、私も神戸で生を受けるはずですが、戦火の状況を判断して、神戸空襲の前日に瀬戸内の温暖な岡山に疎開したのです。
神戸では地震が起こらないと自信すら持っていましたが、脆くも崩れたのが17日早朝でした。
関東大震災を経験した父親の驚きを今も記憶に残っています。
神戸市の木は山茶花とのことですが、地震で咲き誇っていた山茶花も大きな被害を受けたことでしょうね。
改めて、自然災害の地震に恐怖を感じながら、毎日の営みを続けている日本人の宿命かと思っています。