魂の記録写真家を知る

今年の桜の開花予報が、民間の気象情報会社から一斉に競うように発表される季節を迎えています。

今朝の日経新聞の朝刊の文化欄に、「い草栽培の記録から」という写真に思わず、目がくぎづけになりました。
岡山で過ごした小学生時代のマジかに接していた光景が、掲載されていたからです。
出かける時間も忘れて、写真家の能勢伊勢雄氏による「山崎治雄魂の記録写真」に没後30年を迎え、岡山県で活動した写真家で、主に記録写真だそうですが、私には久し振りに岡山でも、地場産業で、確か私の友人には「花ゴザ」として、海外にも輸出していたように記憶しています。
れんげ畑にゴザを敷いて、ママゴト遊びをしたりしたものです。
また最近ではフローリングが主流を占めていますが、畳は裏表が利用でき、新しい畳のかおりが部屋中を包み込んでくれたことを思い出します。
また、一度茎の部分で折れてしまうと商品価値がさがるそうですが、風の強い日には綺麗に揃っていた「い草」が、風の方向で、ちょうどキュピーさんの髪の毛のウエーブの様になっている風景が、私には懐かしくよみがえってきます。