今週は学生の医療ボランティア実習の話題が多くなりました。
実習生に は大体水曜日の午後から 、巡回図書の貸し出しサービスを実施しています。
最近では、多くの病院では患者図書室を設けているところが多く、患者さまが自ら足を運ばれています。
敢えて 、ベッドサイドに図書を持参して 、チョットお話と言いますか お喋りをさせていただくことにより 、何がしらのコミュニケーションスキルにつながるとの考えからです。
2014年、「全国患者図書サービス連絡会」で、お話をとのことで「ベッドサイドに図書を届ける」というテーマで体験談をお話をさせていただきました。
その中で、学生の表情に変化が現れるのは、図書サービスの実習です。
実は 、私にとっては学生とお話をしていただける患者さまを探すのが大変なのですが 、年齢的な厚かましさで乗り切ってきました。
図書活動を終えてのちの学生の表情にはスタート時とは異なり、明るく伸びやかになっていることがわかりますが 、ここ数年はスマホや、パソコンによるビジュアル系の影響が著しく、そろそろ紙媒体から次へのコミュニケーションスタイルを模索中です。
図書もある意味では嗜好品ともいえますし、電子媒体だけでは解決できない問題でもあり、悩ましいところです。