今日母校では、秋に刈り取ったお米で、母校の「親子で餅つき大会」の日だ。
故郷に住んでいる時も、どこからとも無く「丸餅」が出来上がって来ていたので、実際の餅つきの風景は、当時は、写真か挿絵で見た記憶の世界で過ごした。
数日前から、何となく餅つき大会が気になって仕方ないのである。
片足というか半身は、故郷に向いているといった具合である。
何故ならば、先月、首都圏から「日帰り」で、故郷の地である「天文台のまち 浅口」高く澄み渡った「あさくちブルー」にチャレンジした体験があったからである。
また、数日前の菅井汲氏との仕事もそうであったが、東海道新幹線、山陽新幹線の沿線での仕事が多く、気がつくと、航空機も利用して、殆ど「日帰り」で仕事をこなして来たからである。
ひとつには、ある時から、病気がちな両親を抱えての出張で、極力日帰りをしていた経験から、さほど負担にならず、どんなに遅くなっても私の帰宅を待っていた。
12月14日の日本経済新聞の夕刊に、地方と都心の通勤は新幹線という記事によれば、介護や子育てから、新幹線での通勤を、企業や自治体が補助する傾向にあるそうだ。
別に私は、チョット観点が違うが、どうやら、故郷の地が、大変遠隔地という視点を、払拭したいという想いがあるからで、何とか、故郷の浅口市の素晴らしさを紹介したいからで、欲張らなければ、十分日帰りが可能である。
餅つき大会から、寄り道に逸れたが、つい思い切って出掛けたくなるのである。
でもでも、遠く東京から恐らく美味しい「笑顔もち」が出来上がっている様を、想像するのも却って想いが深まるのではないだろうか。