ヘルペスに屈する

月に一回の主治医の診察日で病院に出掛ける。
流石、長年の主治医である。
マスクをしていても、数日前から全貌を見せたヘルペスを見逃さず、此方も毎月、両足裏の硬い底豆を除去して貰っているので、ヘルペスも加えて診察後、抗生物質を服用するという結論で、取り敢えず一件落着といきたいと願っていた。

何故なら先週末に、母校の卒業式の招待状が届き、急に元気になって実はヘルペスも忘れる程に、来月19日の卒業式が私に元気を取り戻してくれた。

だが、皮膚科の先生に拠れば、放置出来る状態では無いそうだ。
主治医からは、休養をシッカリ取る様に、そして今度はいつ故郷に帰るのと、最近は必ずといい程、私には故郷がドクターーの処方箋と同様に、メンタル面の処方箋の然りである様だ。

約一カ月で、母校の未来ある後輩の卒業式が待っている。
精神的には、一通の母校の封書で気力は取り戻せたと思ったが、体力は残念ながら未だ悲鳴をあげる状態であった。

2月22日の日本経済新聞の「カラダづくり」の記事に拠れば、パソコンやスマホ(私はタブレットも含む)の使い過ぎで、脳が過度に疲労する「脳疲労」という症状に類似しているが、記事に拠ればh「働き盛りの30~50代」とある。

そうであるならば、私はオーバーワークと言えば聞こえが良いが、加齢に併せて能力オーバーと言えるに違いない。

いずれにせよ、ユックリ休養をとる必要があるそうだ。
それ故に、デジタル終活ならぬデジタル整理を始めたのであるが、これも今の私には脳疲労に繋がるのかもしれないのである。
然し、今は、考え無いようになって脳に言い聞かせるしか無いか。