残り少なくなった日々

目前に迫りつつある後期高齢者迄には済ませて置きたい目標がある。
可能ならば、出来得る限りデジタル終活というか、デジタルの活用を極力少なくしたいとの願望が日を追って強くなる。

根っから枠の中に縛られるのが苦手な私には、時々かなりの精神的負担になっているが、未だデジタル社会とは縁が切れそうにも無い。

それならば、現在のマイクロソフトオフィス2010を思い切って2019にと、家電量販店に出かけ購入した。

また、昨年にWindows7から10に、そして今回の2019と、能力以上に苦手を増やしたのである。
もう少し必要性を残しているのでと、思い切った勢みに体調に拒否反応を示すシグナルが出始めた。
何時もの様に、また喉に違和感を覚え、風邪かなと薬を飲んでも、一向に改善の気配は見られず、何とも言えない倦怠感に襲われるも、能力オーバーに依るものと言い聞かせて鞭打ち乍ら頑張った。

やがて右の頬にこんもりと大きく赤い数個の斑点があらわれた。
ここ数年影を潜めていたヘルペスが出現した。
遂に蓄積していたストレスが限界点に達したと分かり、もしや見えないウイルスである新型コロナウイルスではと、神経質になっていただけに、安堵感もあり、素直に共有する生活を始めた。

日中は気力で凌いでいるが、夕刻に なると平熱にも拘らず、ダウンしてしまう。
横になって居ても、頭の中では、目標達成に忙しく様々な想いが駆け巡り寝付けないで
気晴らしにと「ラジオ深夜便」も効果なく、夜が明けてしまう。

それに引き換えて、ヘルペスは勢いを増している。