お墓参りのバッグには

今日は、72候の「蓮始開(蓮始めて花咲く)」と知る。

そう言えば、母校の小学校の大賀はすが、葉は元気だけれども今年も花は咲かなかったというブログを思い浮かべながら、両親の待つお墓参りに出掛ける。

眩しい程の梅雨の晴れ間に、墓石を触ると、手が焼け付く程だった。
さぞかし、喉も渇き暑いだろうと、タップリ水をかけながら、バックにしのばせて来た父との思い出の先日のプレゼントをそっと取り出し、語りかけた。

気のせいか、蝶々が私の周りをクルクルと飛んでいる。
恐らく、父もどんなにか懐かしく喜んでくれたと、私は勝手に思い込んでいた。

お墓参りに行くと良いことがあるというが、私は、事前に、素晴らしい贈りものをいただいたのである。

さあ、又、リセットして、コロナ禍の東京で、これから変えるべきものと変えないものとの分別をしようと、改めて想った。