今日の午後2時から、生まれてから75年間それなりにノンストップで走り抜いたという想いがあるが、やはり、75歳という年齢により、もう一度
人生をリセットする機会が生まれたと考えている。
ただし、些かこれまで頭を酷使したお返しが来たのである。
数年、おとなしくしていた脳内の異物が成長して、この時が駆除のタイミングとのドクターの説明に納得したのである。
カテーテル検査をはじめ、コロナウイルスの検査、他エトセトラの検査を経て、今日に至った次第である。
約1か月も満たないうちに、次から次に、手術の方向で、進んでいる期間
に、私は、手術より、悪いものはいち早く除外して、さっぱりしたいと願う気持ちのほうが強い。
28年ぶりの4回目の手術を受けるが、不思議と今回の入院、手術に対して
まるで、受け止め方が違うことに気が付いた。
振り返れば、体調のシグナルに対して、歳のせいとばかりに、スルーしてきたこともあった。
いつか、機会があれば、数年の疲労にゆっくり入院して点滴治療か何か、
元気が出る治療を望んでいた。
今回は、そんなに簡単な理解度では済まされないことだとわかっているが、まずは、ドクターに預けて、私は、退院後の生活について、前向きに
考える時間ができるといった方に、ウエイトが大きい。
何度も、我が人生にはターニングポイントがあり、その都度、リセットしてきたつもりである。
また、どこかで、何らかで、懲りずに75歳も残すところ、凡そ、半年だが、新しい人生のスタートになるように、考えるのは、本当に今回の手術は私にとって、充実した入院生活になりそうだ。