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白い山茶花から深紅の山茶花に

自宅のマンションの植え込みが、昨日まで白い山茶花が咲いていたが、今朝は深紅に近い山茶花が一輪、花弁を遠慮がちにつぼみを膨らませていた。

 

山茶花は私のこれまでの記憶によれば、白からピンクにそして赤い深紅に季節を追って彩りを変化させていた。

 

そういえば、今日は24節気の「小雪」だ。

本当に、これまでアメブロで「花とエスプリ」で、多くの花との出会いがあった。

 

その時に、いつも自然の営みを花が、日常生活に追われ、ゆとりを忘れがちな私に、季節感を真摯に知らせてくれたし、ずいぶん心を和ませてもらったのは、今となっては基調で、大切な存在であった。

 

いつもの散歩コースにある公園には、5本のプラタナスの大木がある。

風が吹くと、ハラハラとセピア色の葉が舞い降りてくる。

 

日当たりのよいベンチに腰掛けてプラタナスの枯れ葉を目で追っていたところ、どこからともなく、子どもたちが、舞い散るプラタナスの葉を拾って、仲間たちと落ち葉の大きさを比べている。

 

相手より小さいと、また、大木を見上げて落ちてくる枯れ葉を拾い、仲間と比べっこしている。

 

暫く、ふるさとの子どもたちの元気な声を聞く機会に恵まれない私は、いつしか、時のたつのも忘れて見とれていた。

 

やはり、何たって、子どもたちの明るく元気な声に、私は励まされる。