何気なく、毎朝のルーティンであるポストに新聞を取りにリニューアルしたエレベーターに、思わず、毎日「今日は何の日」と各所でみられる情報があったとは。
今日は、術後、退院してちょうど3か月かと、思いながら、見上げた先に
16日は「電話創業の日」とある。
1890年(明治23年)、東京ー横浜間で日本初の電話事業が開始されました。(原文記載)。
お陰様で、体調がよくなると、これまでに思い切りの断捨離や整理をしたつもりであるが、まだ、パソコン内の整理がいつも頭の隅からというか、
現在は大部分を占めている。
然し、どうもパソコンやスマホとあまり相性が良くない私は、この「今日は何の日」の電話の記事になんとも言えない懐かしい時代に想いを馳せていた。
何やら、浦島花子的過去に、私はできることなら帰りたいと思うほどに
些か、無理をしないつもりでいるが、残すところ、コロナ禍に始まり、
私自身も思わぬ12時間にもわたる手術から、今日までに至った2020年というか、75歳を早くクローズしたいという想いにかられていた。
そろそろ、新しい生き甲斐を見つけ、楽しく、穏やかに、時代のスピードに振り回されない日々を過ごしたいと、願って、目下、次なる「マイライフスタイル」を考えている。
やはり、生来のせっかちといわれそうだが、私に見合った生活をと想いつつ、改めて、自宅のシンプルで真っ白い電話に心が和んだ。
どうやら、これからエレベーターの「今日は何の日」に、はまりそうだ。