三寒四温という春を迎えるまでの冬の期間に繰り返す現象があるが、朝は冷え込むが日中は澄み切った冬晴れの日が続いているので、何とか持ち堪えてきたようだ。
然し、今日の寒さはものの5分も歩くと、心底冷え切るほどだ。
午前中に、昨年から約束していた用事で、目的地までの何と寒い日だろうと、約束というのは、先が見えないだけにこのようなこともあるかと、自分に言い聞かせながら、どんよりとした鉛色の空を恨めしく見上げた。
すっかり冷え切った体を温めるには、自宅でもかなりの時間を要し、とうとうベッドにもぐりこんで、電気毛布で暖を取った。
眠り込んだようで気が付くと、外の景色は既に日が暮れていた。
毎日、今年はコロナのために、3月からふるさとの母校に帰る機会をなくしているために、ブログを見るのが、日課になっていた。
母校のブログを見て、覚悟はしていたが、これまで私の生甲斐だった学校運営協議会の令和2年度の最後の委員会が、2月6日の記載に、心に凍るほどのさみしさを感じた。
今期の最後の会議は、3月と思っていたが、それも恐らくは委員会に帰郷はできないと、私が勝手に考えていた予定が1か月早かったのである。
僅か1か月が私には、いつかは来ると思っていたが、予想より早すぎ、動揺が走ったのである。
新型コロナウイルスが今日15日に、日本で初めて発見された日と、重なるなんて、とてもつらく、新型コロナウイルスに私は、初めて憎く思う気持ちに襲われた。
明日16日は、退院後4か月を迎え、これほどのコロナ禍になる前には、
ドクターから、帰郷も許可されるほどに、回復していただけに、なんとも
言葉にならない冷たい隙間風が吹き荒れている。