残すは唯一つ

やっと体調の回復の兆しを実感するまでに至った。

いよいよ、3月の75歳までに終了を目標にしている、母校への卒業論文の「笑顔の底力」の期日が迫り、のんびりしている時ではない。

 

言い訳をするわけではないが、順調だった体調が、思いがけない状況で、凡そ、一週間をベッドで過ごす時間が長くなってしまった。

 

回復と共に正直に、自然にスイッチが入る。

安静中も、頭から離れることなく、皮肉にも色々と構想が広がってくるのだが、起きてパソコンに向き合う気力は起こらないのである。

 

かつては一気に書き上げていたが、どこかで体調を考えるようにとの声なき声が聞こえてくる。

 

然し、校長先生との約束であり、母校への私なりの最終章を意図しているのである。

 

それは、ある意味で、「笑顔」の最終章ともいえる。

「力」から「底力」へ、どれだけ実りある展開になるかはわからないが、

とにかく、頑張るっきゃないか。