毎日が日曜日だった

昨日で、連休も終わり、今日から日常生活が始まると思って、はっと気が付いた。

 

東京はまだ11日まで緊急宣言中であり、つまり「ステイホーム」を心がけなければいけないのである。

 

急に、出鼻を挫かれた想いで、さて、何を始めようかと悩んだ。

この私の現状から、「毎日が日曜日」という言葉を思い出した。

 

もしかしたら、もう死語になっているのかもしれないと、検索すると、何と城山三郎氏の著書に「毎日が日曜日」を見つけた。

 

もう、何年前だろうか、日頃お世話になった人の定年退職の送別会に行った際に「これからは、私は、毎日が日曜日の生活が始まります」と、ぽつりと寂しげな表情で、送別会への謝意を結んだ記憶が頭をよぎった。

 

今の私も「毎日が日曜日」であると共に、「ステイホーム」の日々が続く中でも、常に良い意味での好奇心を忘れないでと、言い聞かせるしかないのかなと、悔しいが、連休後のかつての前向きなスタート感が削がれた。