「看護の日」に感謝を

今日の検査のために、昨夜の8時以降、水分以外は控えていた。

検査結果が出るまでの、時間の長さに、落ち着かず、動揺が隠せない自分を情けなくも思いながらも待つしかなった。

 

検査結果は、案じていた予想通りであった。

原因は、明白で、唯一つ、体調を気遣って続けていた自炊をさぼったからである。

 

ポイントが思ったより貯まっていたので、ついつい、楽な食生活を選んだからである。

 

原因が分かった今は、今後、自炊を怠らないと、肝に銘じた次第である。

 

気が付くと、午後の1時過ぎで、空腹もあるも、自炊、自炊と言い聞かせながら、朝食と昼食を兼ねた食事をとった途端に、検査疲れもあり、食後、睡魔に襲われた。

 

気がつくと、ちょうど、夕刊が届く時間帯で、散歩も怠慢勝ちだった。

今後は、階段を利用と思ったが、ついエレベーターに乗ってしまった。

 

エレベーター内のインフォメーションには、今日は近代看護の基を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日に因んで、日本でも1990年、旧厚労省で、「看護の日」と制定された日である。

 

これまで、医療ボランティアをしている時は、5月12日は、看護師にとっては記念日というか、大切な日として記憶していた。

 

昨夜までは、明日は、「看護の日」だからと、いつもお世話になっている看護師さんに、感謝の気持ちを伝えようと、自宅を出たのだが。

 

恥ずかしいが、検査結果しか頭にないほど、余裕がなかったのである。

自宅に着いて、しかも睡魔に襲われるというお粗末さである。

後悔しても、もう、後の祭りである。

 

特に、昨年は28年ぶりの、脳神経外科の大手術で、どれほどお世話になったかと、想うと、本当に穴があれば入りたいほど、残念至極である。

 

偶然、夕刻、昨日までクローズしていた図書館から、予約していた図書が届いた連絡が入った。

 

2020年3月、新型コロナウイルスで、大規模感染(アウトブレイク)

した、永寿総合病院看護部が書いた、医学書院により2021年4月1日に刊行され、待ち遠しく、関心を持っていた「新型コロナウイルス感染症アウトブレイクの記録」の案内だった。

 

当時、どのようにして新型コロナウイルスと闘ってきたかの記録と、著者の一人、副看護部長の高野ひろみ氏が記してある。

 

一気に読み終えた私は、本を胸に抱え、心の中で感謝の気持ち「ありがとう」を伝えることができた。