今日は、いよいよ、東京オリンピック・パラリンピックの開催日ちょうど
一か月となった。
恐らく、新聞の全紙に一面広告で、「感染対策異例ずくめ」と題し、「入国後の選手と大会関係者の感染対策」が掲載されていた。
6月23日は、1894年、国際オリンピック委員会(IOC)が、パリで創立された「オリンピック・デー」であることも知った。
今日を以って、東京オリパラの発車ベルは、鳴らされ、揺ぎ無い日になったのである。
その前日の、日本日経新聞の夕刊に「あすへの話題」というコラム欄に、前法政大学総長の田中優子氏が、「忘れてはならない日」というタイトルに目が留まった。
現天皇陛下が皇太子時代、「日本人として忘れてはならない4つの日」として、6月23日、8月6日、8月9日、8月15日とおっしゃったと記載されている。
その6月23日は、「沖縄慰霊の日」のことである。
田中優子氏は、「明日は、沖縄を二度と犠牲にも捨て石にもしてはならない、と『「日本人として』心にとどめる日である」と締めくくっている。
心が複雑に揺れ動く日で、一つ、心を和ませてくれるニュースがある。
上野動物園の「シンシン」が4年ぶりに、双子を出産したという。
母子共に元気と、今後の成長ぶりが待たれる。
折角、お姉ちゃんになる「シャンシャン」は、中国との約束で、確か年末には、返還されると記憶しているが。
考えようによっては、今日6月23日は、各人によって「忘れられない日」
になり得るのではないだろうか。