独立について考えてみる

今日は、アメリカがイギリスからの独立を宣言した日であるのは、多くの人が周知している。

 

実は、昨日3日のブログの「ソフトクリーム」と「アメリカの独立記念日」の関係を、検索中に見つけたのである。

 

4日のアメリカ独立記念日を祝うカーニバルで、初めて1951年に、日本でコーンスタイルのソフトクリームが販売されたそうだ。

その1951年9月に、百貨店で販売されたそうだ。

 

後に、日本ソフトクリーム協議会が、1990年に昨日、3日を「ソフトクリームの日」に制定したと記載されていた。

 

1951年といえば、昭和26年で、私が、ちょうど、小学校に入学した年で

その頃から、父親は隣接する広島県の福山に出張をしていた。

 

確か、その福山に「明治屋」というレストランがあり、私はそこで、「ミルクセーキ」を、これまた、初めて口にしたのである。

 

もしかしたら、父親はその頃に「ソフトクリーム」を知ったのではないだろうかなどと、思いめぐらしていた。

 

まさか、アメリカ独立記念日と「ソフトクリーム」が繋がっていたとは。

 

美味しいものを食べされてくれた父親は、1975年に旅立ち、その2年後に母親も父のもとに旅立ったのである。

 

それからの私は、ある意味で、両親から、独立した形といえる。

改めて、いつもの愛用の辞書によれば、「独立」とは、ひとり立ち。一家を構えて生計を立てることとある。

 

確かにその頃は、社会人として親の世話にはならずに、経済的には独立していたが、果たして精神的には、まだまだ、子どもであったように思う。

 

全て自分で責任を持って、生きていかなければならず、そのあたりは、

両親の生前の時から、ゴルフをしていたことが、大いに精神的に強くなれたと想っている。

 

なぜ、ゴルフかといえば、父親は若いころ、貿易関係の会社で、ゴルフボールを知り、休日の日に触っていたことがあると、私が大学のゴルフ部に

入りたいといった時、一番に賛成してくれたのである。

 

とにかく、ゴルフは、自分の打ったボールがどこに飛んでも、誰のせいでもなく、自分の責任であるということを学んだのである。

 

更に辞書には、今は影が薄くなった言葉かと思うが、「独立独歩」について、独立して、自分の信ずる通りに行うこととある。

 

果たして、私は胸を張って、「独立独歩」といえるだろうかと、改めて考えると、最近は、自分の信じる道を時にして見失ってしまう。

 

その時に、もう歳だからと、都合よく年齢を理由に、或いは体力的にといった具合に、直ぐに逃げてしまう弱さを認め、反省する日になった。

 

梅雨特有の鬱陶しい中で、あえて、自分に「独立」といったテーマで、考えてみるのも良いのではないだろうかと、想った。