更に降りかかる災難

午前中に、パソコンのお引越しが終了した連絡に、胸を撫で下ろした。

 

今回も同じ機種にしたが、かなり、新しい相棒に慣れるには時間がかかりそうだと、恐る恐る、向き合っていた。

 

これまでの3週間に及ぶ疲れで、いつの間にか、眠り込んでいた時に、夢を見ていたと思っていたら、キッチンの蛇口から、ポトポトと水漏れをしていたのを、夢の中で外の「雨だれ」と思い込んでいた。

 

かつて、20年近く前に水道管の破損に、緊急措置に深夜中かかり、その際

友人夫婦が私を案じて、ずっと修理が終わるまで付き合ってくれた時の、

心強く、有り難かったことか。

 

それ以来、うお座の私は、水回りに非常にナーバスになり、かつての災難がフラッシュバックしてしまうのである。

 

日曜日の夕刻にもかかわらず、いつも信頼している指定業者に、無駄とは

頭ではわかっているつもりでいたが、スマホで呼び出していた。

 

ポタポタという一定のリズムのような音を、何とか遮断したいと思い、金属の食器で水漏れの音が和らぐと思ったら、余計、響き、ペットボトルに

切り替えたところ、音が聞こえなくなった。

 

またしても、眠れない夜にしばらく聞くことのなかった「ラジオ深夜便」

をかけ、頭から布団をかけて、明日を待つしかないと。