長い長いトンネルを抜け出した朝の何と、スカッとしているだろうか。
凡そ、心身ともに、2021年の後半は、ひどい毎日が続き、私なりに、できる知識でもって、回復を試みた。
しかし、結局は、医療者を始め、多くの専門家の支え、自然との関わりを信頼している農家の方などの支えで、私は、久しぶりに自宅で、心身ともに清々しい朝を迎えた。
鏡を見ると、表情が穏やかになっている。
これまで、心を温かくしてくれる多くの方の言葉に、私は本当に自分を取り戻すことが出来た。
もちろん友人以外で、私を、案じてくれる人が、如何に多くいてくれたと知った私は、「もう、大丈夫」と、自分を取り戻すことが出来た。
恐らくその遠因には、取り上げれば数多くあるが、私にとっては、案じてくれた人たちには申し訳ないが、ある意味で、しっかりと現実を見極める力も得ることが出来た。
いざ、自分のことになると、こんなに弱い人間だったとは思わなかったが
早朝のメールで「気にしてないよ。そんなこともあるさ」といった内容に
ジーンと胸が熱くなった。
その後、友人から、「元気になったようだから、久しぶりに食事を」と、
夕刻、友人の手作りの夕食を美味しく頂いた。
もちろん、もう、憂い顔とはおさらばで、笑いが絶えない楽しいひと時を過ごした。
心の硬さは取れたが、まだ、喚起とマスクをつけた夕食ではあるが、心から、終始、笑顔を取り戻せた私は、素直に嬉しかった。