ふるさとからのサンタ

冷え込む朝を迎えているが、私には、お陰様で堪えず、明るい気持ちでの

朝を迎えている。

 

確かに、22日以降、自分に対しての風向きが変わったことを感じている。

 

そろそろ、年末・年始のご挨拶をと、郵政省には申し訳ないが、メールで

失礼している。

 

今年も、その時期を迎え、私はこれまでの「縁」に対しての、気持ちをメールに託してお送りしている。

 

今夜はクリスマスイヴであり、散歩の時間をずらし、宵闇迫った散歩をと

考えていたところ、思いがけない方からのメールに、思わず、「やった」という歓声を上げていた。

 

長年と言っても、凡そ4年近くであるが、私が拘っていたことに対しての

飛び上がるほどに嬉しいメールが届いたのである。

 

正に思いもかけないふるさとのサンタさんからのプレゼントである。

これまでの私の想いが通じたことに、素直に喜びを噛み締めていた。

 

どうやら、今季一番の寒波が到来しているとの報道ではあるが、どうやら

私は北風が去ったことを感じている。

 

実際に、暮れなずんだ夕刻の散歩の先に、スカイツリーが金属的な冷たさを帯びてはいるが、私は、その灯りに、昨年病室から眺めていた記憶が

蘇ってきた。

 

スカイツリーの灯りに支えられ、今日の私がある様に、2021年も終わりに近づく中で、もう一度、あの時の心身ともに強くあった自分に立ち戻るためにも、クリスマスイヴの散歩は、意味あるものにしたかった。

 

何よりも、ともすれば消えかけていたかもしれない2021年のクリスマスイヴに、未来に明かりを灯してくれたふるさとのサンタさんに、私は思いがけない、素晴らしいプレゼントを頂いたのである。