先日、資源回収を取り上げたが、今日の日本経済新聞の夕刊の一面の記事によれば、「廃棄米」や「服」から、再生紙にする活動が広がっている。
なんでも、名刺や和紙にも変身するそうだ。
企業でも、名刺交換の際に、再生紙を使用していますとのメッセージ付きの名刺は、早くから利用されていたが、賞味期限の切れた災害用備蓄米が
紙に変身するとは。
まだまだ、ペーパーレスと言いながらも、紙のお世話になっている場合が
多く、今度、配布された資料などに、もしかしたら、お米で再利用したのかなと、紙に対する想いが深まる。
私の年齢だと、米一粒も、無駄にしてはいけないと、農家の努力に対して
厳しく教育を受けた年齢だけに、とても、胸が熱くなる。
わが地区でも、牛乳パックを始めとする紙パック、古布、廃食油の回収を
しているが、次への再利用の可能性を知ると、ごみにも生命力が、まだ、
残されているように考えられる。
開発までの先行投資や、努力の積み重ねに、想いを馳せ、オミクロン株の
感染の広がりを案じるも、何か、明るい気持ちにさせてくれる。
相変わらず、私は年末も年始もなく、平日のマイペースを崩さないように
今年も「断捨離」を予定しているが、一寸、夕刊の記事で、「断捨離」と
いう表現に、再利用という第二の人生の可能性に気配りをして、整理しなければと、反省の気持ちを持っている。