小晦日の青空

今朝は、ポストに新聞を取りに行く時、玄関を開けた途端、全身に冷気を

感じて、くしゃみを立て続けに2回してしまった。

 

ピーンと張りつめた空気の冷たさに、マスク越しでも敏感に感じ取ったようで、気を付けなければと思った。

 

新聞の紙面からも、昨年の自粛生活から、今年は新年を迎える情報が溢れているように感じた。

 

特に、各地の神社仏閣の初詣の案内に、懐かしさを覚えたのは、私だけだろうか。

 

紙面が、新年を迎えるにあたっての活気のあるようで、日本人にとっての

お正月は、世代を超えて、特別な存在感があるのだと。

 

私にとっては「クシャミ3回」でなく、1回でも、危ない体質なので、薬を飲んで、ベランダより、空を見ると、スカッとした青空に変わっていた。

 

厚手の上着に、マフラーをぐるぐる巻きにして、恐る恐る、陽だまりを選んで、午前と午後を兼ねた散歩に出かけた。

 

暫く歩いていると、寒くなり、スーパーに立ちよると、店内のお正月商品が所狭しと並んでいる。

 

これも、気のせいか、昨年に比べ、並んでいる食品の色彩が鮮やかに見え

気持ちが高揚してくる。

 

更に、年配の夫婦連れが多く、商品を手に取って、あれこれと品定めをしている光景に、微笑ましさと共に、如何に待ち遠しく思っていた年末特有の懐かしい華やぎが戻ってきている。

 

今日は、走っている車を少なく、マスク越しだが、空気も美味しく、また

ふるさとに負けない高く澄み切った青空に、寒さを忘れ、見上げていた。