2022年になって、今日の手帳は珍しく現役時代のように、スケジュールで埋まっている。
やはり、気持ちにスイッチが入り、年甲斐もなくハイパワーになっている自分本来の性分が残っていることに、安堵感も覚える。
前々日の10日に、リクエストしていた養老孟司著「ヒトの壁」の連絡があり、即座に引き取りに行って、一刻も早く読みたかった。
残念ながら、10日の「頑張り」が影響したためか、睡魔に勝てなかった。
養老先生には、2002年、仕事でお目にかかり、飄々とした部分が魅力的で
貴重な機会に恵まれた大切な思い出になっている。
11日の夜は、睡魔に襲われることなく、目はぱっちりと、どんどんページが進んで、最後まで読み切った。
あとがきに、18年ともに過ごした猫の「まる」との写真が掲載されているのだが、書斎で「まる」を見つめる温かい眼差しに、如何に心が通じ合っていた歴史が写真からもくみ取れた。
主客転倒とも受け取られるほどの存在感のある猫「まる」だと想った。
別に猫からの発想ではないが、自宅での生活スタイルに、白のカラーシャツ・ブラウス」に厚手のセーターを着用して、毛玉ができることを、私は初めて経験した。
量販店で早速「毛玉取り器」を買い求め、今夜はトライしようと楽しみにしていた。
その足で、友人が明日までグループ展で、「ねこと虎」がテーマで、つい
今朝まで読んでいた「まる」の存在を思いだしながら出かけた。
途中で見上げた青空に、ふっくらとした昼間の白い月が、とても綺麗だ。
今日は、1809年奴隷解放宣言をしたアメリカの大統領のリンカーンの誕生日と知った。
夕刻は、久しぶりに感染対策、換気等々に気を付けて、友人との食事の約束と続き、実に、スケージュールいっぱいの一日を過ごした。