昨夕、友人からのカレイの煮つけに、食欲も目覚めたようだ。
今日は、スーパーにでも出かけようと、チラシを見ると、何と春を告げる魚と言われる「鰆」の切り身が掲載されていた。
市場では春は「岡山の鰆」に始まると聞かされていた私は、急いで、出かけるも、既に売り切れとのことだ。
でも、売り切れについて残念な気持ちもあるが、春を味わう人が多くいるという瀬戸内の味に気づいて買い求めてくれたことに嬉しさを覚える。
産地の食材を多く紹介している今日この頃のスーパーに、今度は何が並ぶだろうかと、足を運ぶ楽しみが増えた。
東京は春を飛び越して真夏のような暑さに、私は体が柔軟になって、心地よいが、既に葉桜に代わり、間もなく近くの公園の八重桜というか、牡丹桜の開花が待たれる。
何時しか、ふるさとの華やかな具材の散らし寿司の上に、鰆をちりばめた「鰆寿司」が食べたくなった。
改めて「ふるさとの力」の存在感の重さを認めた。