昨日は夕刻から雨模様になるとの予報に、更に季節が3か月ほど逆戻りし、
一気に6月上旬の気温から、3月上旬になるというのである。
そのような季節さの激しさに、昨日、私は頑張って、部屋中を点検したので、恐らく昨夜はよく眠れたと想うのが自然である。
いつもより、早めにベッドインするも、一向に寝付けなく、「ラジオ深夜便」をいつものように、BJM代わりに、何気なく聞いていた。
丁度、0時台のニュースということは、4月14日に日付は代わった。
ニュースが終わる頃には、有り難いことに睡魔が訪れたので、さあ、これで眠れると思った時に、「ご飯の知恵袋」の番組が始まった。
料理研究家で食養生活研究家のパン・ウェイさんの「おばあちゃんの直伝薬膳知恵袋」が、うつらうつらし始めた私に聞こえてきた。
いつも、楽しみにして聞き逃さないように心がけていたが、今日の私は、
些かしっかり聞き取れるか自信はなかったが、現在の私の体調にとっては
とても参考になる内容であると、途中から、ぱっちりと目が覚めた。
11月の初旬の立冬から、約4か月間、体に毒素がたまり、それを解毒するために、肝臓がフル回転するそうだ。
つまり、春は肝臓が弱りがちな季節だと言われ、出来るだけ、「緑」の野菜特に今だと「大葉」「にら」「春キャベツ」「ほうれん草」「小松菜」を取り入れると、弱った肝臓回復に効果があるとのこと。
昨日までの数日間の季節外れの高温に、お豆腐が冷蔵庫にあったことを思い出し、ふるさとの庭には大葉がずふさふさと、葉を風に揺らいでいた風景を思い出し、スーパーが開店するや、早速「大葉」を買った。
なんでも、中国で、難病に近い病気の親を大葉で直したといった話があるくらい、「大葉」の力には効力があるそうだ。
我が家は匂いのある野菜が好物のために、虫の付きやすい山椒の木も必ず
植わっていた。
昼食が楽しみで、急いでいた私の目の前に、霧雨に、これまた大好きな
「八重桜」の花が満開になっていた。
今は亡き知人が八重桜の花で、鮮やかなピンクの「桜飯」を毎年、美味しく頂いたことを、懐かしく思いだした。
春の季節には、花もそれぞれの持っている良さを発揮してくれることによって、人はその恵みを頂いているのだなあと想いを馳せた。