大好きなフリージアの花

夕刻、ご無沙汰している友人から、「私、暫くご無沙汰しているパソコンを始めることにした。ところで、使っている品種を教えて」との連絡があり、「私は昔からVAIOよ」と答えた。

 

友人から「じゃマリ子さんと一緒にするわ」とのことで、利用している量販店の店員さんを紹介した。

 

私はできれば、固定電話のみのアナログの世界に帰りたいと思っているのに、10歳ほど、若い友人が、70歳のお祝いにと家族からプレゼントしてくれるというわけで、再チャレンジするという。

 

友人の元気で再チャレンジに挑む友人に、私は、「ノートパソコン」の解説書をプレゼントしようと、昼過ぎに書店まで出かけた。

 

その疲れか、昼食後、2時過ぎまで、寝込んでしまった。

昼食が消化しないまま、まだ胃に残存している気配に、散歩に出かける。

 

既に、町の表情はすっかり初夏を思わせる花が競い合っている。

ハナミズキ、さつき、満天星つつじの釣り鐘上の白い小さな花、スズランも咲き始めている。

 

辺り入り面というか、足元の植え込みから、街路樹に至るまで、青葉若葉の新緑に満ち満ちている。

 

地方からいらした方が東京に、こんなに多くの咲き乱れているとは想像外と話されたが、例え、意識的に都市の環境のために、各企業が公開空地を利用して、環境つくりに励んでいることに、私は60年以上住んでいる東京に誇り覚えた。

 

今日も、ノルマの一万歩を達して、帰宅の途中私の大好きなフリージアの手入れをしていた方に、顔なじみもあり、声をかけた。

 

早速私に、大好きなフリージアの花を下さった私の小さな部屋は、むせるばかりのフリージアの香りに満ちている。