エンジン再開

今日で、これまでの一連の検査結果が終わる日である。

 

待機時間、色々と案じるものの、結果は結果である。

長年の主治医から、私はコロナ禍における「新しい生活スタイル」に順応

出来ない自分に対する抵抗感が、影響している可能性が強い。

 

よって、出来ることならば、これまでのキャリアを生かし、それが生きがいになるような「生活スタイル」を考えてみてはとのアドバイスに、確かに、自分の想いを抑えてきた。

 

大体、我慢が出来ない私にとっては、有り難いアドバイスである。

 

検査結果の満足感に、私は隣接する図書館で、「読みかせボランティア」の掲示板を見付けた。

残念ながら母校での活動は難しく、我が地元に恩返しする時だと思った。

 

病院ボランティアとして多くの方に「読み聞かせ」をしてきたが、正式な

学びは受けてないと、喜寿の高齢者も受付可能と知り、申し込んだ。

 

母校との縁も偶然コロナ禍によって、帰郷が許されない状況に、今、私は

改めて、「読み聞かせ」の講座を受ける申し込みをした。

 

更に、これまで地域包括支援センターで、お手伝いをしてきた関係で、地元の高齢者から声を掛けられる。

 

「話を聞く」「想いを話す」といった必要性を感じ、一人住まいの高齢者を対象に、これ前の私の体験が生かせればと、準備中で有る。

 

寧ろ、私が高齢者の皆様から多くの知恵を頂くであろうと、笑顔で帰っていただけるような会にしたいと考えている。

 

いよいよ、私に「エンジン再開」の日が戻っていた。