今日は、思い切って、休養というか、一日中をさぼると決めた。
回復途上にある左足のために、ドクターの言葉を思い出し、又、ストレス解消に、散歩に出かける。
信号が変わるのを待っている間、若い父親と女児の会話が聞こえてきた。
「今年も、8月のお祭りがなかったよね。金魚すくいも、スイカ割も、焼きトウモロコシを、おじさんたちが作ってくれるのに、コロナっていつ終わるの」と、父親に問いかけている。
若い父親は何て応えるのだろうと、思わず、ダンボの耳になっている。
マスク越しに「そうだよね、お父さんも楽しみにしていたんだ。残念だよね。来年は、金魚すくいや、スイカ割ができるようにと、想っているよ。
来年を楽しみに頑張ろうね」
女児は「わかった。頑張る」
何と、微笑ましい親子に、ある意味で、母校の小学校を離れて、東京の大人の世界に生き続けていた私に、何と、素晴らしい休養の時間をプレゼントしてくれたのだろうと、想った。