今朝の新聞の朝刊に、大修館書店の「品格語辞典」の刊行が、掲載されて居たので、早速隣接する図書館にリクエストを依頼した。
凡そ、3年前になるが、そのころ、母校の故郷の小学校の学校運営協議会の委員の一人として、委員会開催時には何よりも優先して、帰郷するのが楽しみであった。
既に実家のない私には、母校が実家であり、「いつも只今」と言える喜びがとても嬉しかった。
今は定年になって、セカンドステージで中学生に尽力をしていらっしゃる
校長先生と、今後の目標として、ブランデーションの提案をした際、何故か、「地域」という固い表現に私はクレームをつけたのである。
何故、「ふるさと」という言葉は、教育の現場からは消滅したのでしょうかとの問いかけに、校長先生は「僕の感性辞典」には「ふるさと」は生き続けているとの返事であった。
「感性辞典」なるものがあるとは知らず、私はネットで検索するも、些かいかがわしい情報のみであった。
校長先生は自分の心にある大切な大和言葉である「感性」をウイットに富んで私を慌てさせたのだと、今となっては懐かしい思い出である。