一枚の葉書

最近、ポストに、郵便物が入っている割合が少なったように思う。

 

時間帯が、夕刊の配達時間と重なり、ともすれば、取り損なってしまう程

特に封書ならば存在感があるが、もしかして、葉書が投函されているかもしれないと、気を付けている。

 

実は、この一枚の葉書の消印に、9月10日になっていたのだが、どうしても、私には、ブログに書くまでに心が落ち着くまで待つことにした。

 

葉書の文面の令和四年九月吉日の9月最後の28日にと、病院で、点滴がポトポトと落ちていく40分間、その一枚の葉書について、当時を振り返っていた。

 

ポストの前で、立ち止まってしまう程、その一枚の葉書に何とも言えない寂寥感を覚えた。

 

医療ボランティアをしている私に、日本経済新聞の夕刊に、「患者の目」として4回の連載を取り上げて下さった編集局の編集委員の方が、7月末で、定年退職をなさった挨拶状でした。

 

日本経済新聞は、私には愛読紙である、まさか原稿の依頼を頂くとは、信じられないでいたが、編集委員の熱意と指導によって、無事に至った恩人でした。

 

 もう、本誌にお名前を拝見する機会はなくなるのでしょうか。

 

今日は、令和4年9月28日、大安の日、心を決めてブログに紹介させていただきました。

ありがとうございました。