昨日15日は一月の寒さに、体力の低下している私は散歩を控えた。
私は恵まれている実感を味わった。
永年、病院ボランティアとして、病気の方の「話し相手」として、30年近く続けてきた実績を記憶して友人から、専門職の方が匙を投げている人に
兎に角、「話を聴いてほしい」という依頼が入った。
其の後、我が故郷の農家の方から、地元でとれた果物や野菜が届いた。
本来のこれまでの体験を生かせるという依頼に、私は逆に「しあわせだ」と、想い、「私の体験で役に立つのであれば」と、引き受けた。
初めて出会う方に対して、真っ白い地図を持って接した。
彼是、4時間に及ぶ時間の中で、賢明な相手はそれなりの自分に対しての
結論を得たようである。
ポストに宅急便の不在伝票に、連絡をして、わが愛する故郷の桃農家からの自宅で採れた素朴ではあるが、懐かしい物ばかりである。
まるで、がっくりと落ち込んでいた私を見抜いていたような、私に対する
偶然かもしれないが、「幸せだなあ」と、冷え切った心が温もった。