冬晴れに赤い山茶花

相変わらず、私の足首は改善の兆しはなく、日を追って歩行時に痛みを伴い、膨張していく症状に、このまま、湿布薬で新年を迎えるには、不安を伴った。

 

幸いに整形外科の先生の診察日に当たり、病院に出かけた。

 

玄関先の植え込みの赤い山茶花も、3輪を残すのみに、やはり、季節は既に

新年に向かって移ろいでいるのだと想う一方で、未だ痛みに耐える余裕を

持っている。

 

数日、天気予報士が、「冬晴れの日」という表現をするが、その予報士から、冬晴れとは「風がなく、穏やかによく晴れた日のこと」をいうと、解説があった。

 

実は、大通りで信号待ちをしている時の吹く抜ける風の冷たさに、本当の冬晴れではないのではと思いながら、背中を丸くしている。

 

診断の結果、22日の3万歩の徒歩によって、足首の筋肉に負担をかけての

炎症との説明に、自ら招いた結果に、「時薬」しかないと覚悟した。

 

相変わらず、冷たい師走の風が吹き抜けている。