今日は亡き母親の誕生日だ。
母親は、虚弱児の私を、まるで、今の私を見抜いてたかのように、時に触れ折に触れ、憎らしいまでに私に厳しく育てたという記憶しかない。
今日は、その母親の誕生日だ。
低学年時代の私は、学校より、お医者さんに通う方が多いといった私に、
時間を惜しむように、学業に対しても、母親なりの努力をしたことを、今
私は、有り難く思い出している。
確か、九九は低学年、母校の小学校では、2年生で習得するとブログにアップしていた。
その九九だが、母親は私の誕生日は3月2日、そして、私の誕生日は6日、
つまり、3×2=6だという。
正直、私は母親の意図が分からずにいたが、「マリ子、3×2は」と問いかける。
私は、即座に「6」と答える。
こうして、私は、九九を母親によって、覚えることができたといっても過言ではない低学年を過ごしたことを、懐かしく思い出した。
今の私に対して、どのような評価をするだろうかと聞いてみたい。