昨夜遅くに、東京地方は春一番が吹き荒れたそうだ。
というのも、私は爆睡中のことで、今朝知ったからだ。
スーパーに出かけると、今日のひな祭りムードに溢れていた。
特に、我が家には、雛飾りのひな壇がなく、玄関に桃の花と、菜の花を活けた花瓶があるだけの、侘しい桃の節句の記憶しかない。
其の後、銀座で美術の仕事をしている際に、ピンクと黄色のソフトな色合わせに心が和んだのも、恐らく、桃の節句の桃の花と菜の花が刷り込まれているからではないかと、想っている。
スーパーに話は戻るが、多くはひな祭りを祝って、桃の花と菜の花がまるで、お花畑のように並んでいる。
近づいて、桃の花と、菜の花の香りをかぐと、故郷で過ごしたお節句を懐かしく思い出させてくれた。