昨日の日本経済新聞の夕刊に、「ブックカバー 大切に包む文化」の記事によれば、隠したい心理も普及支えるとある。
ブックカバーの歴史は、江戸時代に和とじ本を紙で包んだのが起源とされると記載されている。
ブックカバーについて、「大切に包む」という部分で、母親から、教科書に始まり、カバーをかけるという事が、ごく自然だった。
そのカバーの材料は、到来物の包装紙の皺を伸ばし丸めてあった。
今でも、私は綺麗な包装紙であれば、母親と同じ様にくるくると丸めて、
大切に収めている。
書店で購入する際は、必ずカバーをかけてもらうことにしている。
さらに、私は表紙を裏返して、ブックカバーにした上に、書店のカバーをかけるという二重にしているのである。
之には、父親は昔、苦学生で、友人から本を借りることが多く、表紙に傷をつけてはいけないとの傷階から、二重にしていたそうだ。
今でも、私は亡き両親から教わったことを守っている。
ブックカバーから、当時の懐かしい思い出が蘇ってきた。