新聞を取りにエレベーターに乗った途端、「今日はエスカレーターの日」という文字が目に入った。
思わず、「お世話に成ってます」と感謝の気持ちになった。
昨年末のアキレス腱炎発症以来、私は、エスカレーターがなくてはならな
い一時期を過ごしていたからである。
特に、外出時の駅の階段に苦慮し、これまで、横目で見送っていたが、先ずは、エスカレーターを探す日々が続いて久しい。
お陰様で、インソール装着後、階段を上ることはクリアしているが、降りる方は、やはり、エスカレーターがないと、恐怖感を覚える。
エスカレーターの立ち位置が、東西での違いに対して、先のオリンピック開催時に、利用者のマナー問題について、東京ルールが検討された記憶がある。
東京では左側、大阪は右側といった違いを改めて、ネットで確認をした処
東京は、自動車の左側通行に順じ、大阪は、大阪万博時に、英国スタイルを取り入れたと知った。
個人的な問題でいえば、私は、特に回復途上にある足の不安感から、エスカレーターを利用する際に、利き腕の右手で、ベルトを握りしめている。
足の不安感に限らず、常に利き腕を優先した右手で、利用しているが、身体は左側に寄せているといった、東西を占有した利用者に気づいた。
どこかに、転倒防止という想いが常にインプットされているからではないだろうかと想っている、厄介な利用者である。