マスクの着用が、個人判断に任せるという政府の姿勢から、表情と言われる部分に、案じていたデータが出た。
データによれば、「目元しか知らない」が、86%という。
常に対面の生活スタイルをしていた私にとっては、特に、医療の現場においては、ちょっとした変化を見落としてはいけないはずである。
しかし、コロナ禍において、本来の当たり前としてきた必要な部分がそぎ落とされてきたことではないだろうか。
目元が涼しい人が、マスクを外した途端に、目元から受け取る表情が打って変わったように、私の期待というか、思い込みに絶句した経験を持っている。
私はこのマスク社会において、「マスク越しの眼差し」について、文字化したいという想いをもって、久しくなるが、この想いは忘れずに、機会を見つけたいと、心に決めている。