デジタル認知障害

今日のNIKKEIプラス1によれば、スマホなどのデジタル機器による「情報の洪水」によって、認知能力と言われる脳の働きに影響を及ぼすという。

 

つまり、脳内情報整理ができない状態である。

 

確かに、私自身、溢れんばかりの日々の情報の多さに、振り回されているといっても過言ではない。

 

自分の脳の許容量を弁えずに、どうして、何故といった疑問が頭を過るのである。

 

考えてみれば、脳の働きにも、個人差があり、決して数値化できるものではないと言いえないだろうか。

 

先のブログに、肉筆の衰退化を、パソコンでカバーするといった直線的な考え方に、自分のお粗末さを恥じている。

 

ともすれば、10本の指だけで、社会に通用する豊かな人材が育っていくのだろうかと、問いかけたい。

 

現実におでこをぶつけて、その痛みを感じてほしいなどといえば、10本の指で世界を制覇しようとしている人には、一笑に付されるであろう。

 

そういう私も、ネット検索で済ませているか、未だ、気が付いている内に

脳神経外科で手術し、守られた脳機能を大切にしなければと想っている。