10時過ぎに、家電量販店より待ちに待った洗濯機が届いた。
ピカピカの洗濯機が我が家の仲間入りをした。
役目を終えた先代の洗濯機は、家電量販店が引き取りと、梱包した段ボールも持ち帰ってくれた。
一人は洗濯機の設置、もう一人は古い洗濯機を引き取る作業と、若い男性2人だが、実にきびきびと手際よく、私は「有難う」を繰り返した。
段ボールまできちんと引き取って、ゴミ一つ残すことなく、一陣の風のように立ち去った。
その段ボールで、我がマンションのゴミ庫のうず高く持ち込まれている有様に、どうして、こんなにと思ったが、原因が分かった。
嘗て12年前に引っ越してきた時、引っ越し業者さんが、引っ越し時に発生したゴミを掃除して、使用した段ボールも折りたたんですっかり持ち帰ってくれた。
それが当たり前、普通と思い込んでいたが、先日、パソコン用デスクを購入した際、段ボールをゴミ庫に運んだ。
現在の若い世代は、デスクでも、洗濯機でも、自分で組み立てたり、取り付けできるエネルギーを持っているのだと、だから、段ボールはゴミ庫へと運ばれるのだ。
年齢を重ねて来ると、体力も気力も衰え、怪我でもしたらと思うと、少々の割高になるかもしれないが、サポートしてもらえる人材は、高齢者には
貴重な存在と言える。