この処、日本経済新聞に特に椎茸などのキノコ類を取り上げた記事を見かける。
遡ると先月12日に岩手の森林総合研究所東北支所などのチームが椎茸を育てる時に農家では慣習的に原木を叩いて振動させていたという。
椎茸を育てる過程で、細かい振動を与え続けると成長が促進されることが初めて実証されたという。
今月6日の夕刊紙にキノコは低カロリーで、物価の優等生と言われている。
健康価値の見直しとして栄養成分の分析をしており、記事によればマイタケはビタミンD、エリンギは葉酸、ブナシメジはオルニチンを含むことが分かったという。
様々な研究により、キノコを冷凍すると旨味がアップするという。
この冷凍するという記事で、嘗てゴルフ三昧に明け暮れていた頃、ホームコースの道を挟んだ向こう側に、シイタケ栽培農家があった。
午前中には見かけなかったゴルフショップの店頭に、むっくりと肉厚の生椎茸が並んでいた。
プレーを終えて、ビニール袋に入った採りたての生椎茸を買って帰るのが常であった。
帰宅後、数個を焼き椎茸にレモン汁をかけて、残りは、冷凍しておいた。
記事によれば、凍ったままのキノコを低温からゆでて使うとうまみ成分を逃がさないとか。
更に今朝7日の朝刊に、慈恵医大で健康診断を受けた都内の人の血液を検査した処、98%がビタミンD不足だと分った。
特に椎茸などのキノコ類から取れる植物由来のビタミンDは検出されなかったという。
記事には、ビタミンDはカルシウムの吸収を促す働きがあり、不足すると
骨粗しょう症や骨折のリスクが高くなるという、耳に痛い話である。
最近、整形外科のご縁が切れないのは、ビタミンD不足と、太陽に浴び機会が少ないからかなあ。